軟式少年野球の夏用と冬用の服装がある?どうやって選んだらよいの?

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野球少年がユニフォームで投球をしている

野球未経験者にとって、季節によってユニフォームの下に着るアンダーシャツに違いがあるとは、まったくわからないものですね。注意深く高校野球などを見てみていると、「ユニフォームの下に必ずシャツを着ているぞ」「半袖の少年もいれば、長袖の子供もいる!」

野球を知らなければ絶対にわからなかったその違い!少年野球に入団してから、だんだんわかるようになります。
それが”アンダーシャツ”という着なくてはならないものだと知ります。

そして、寒くなってくると、夏にはなかった防寒着も着用するにあたって、慌てて買いに走った経験がある筆者です。

ここでは、野球未経験者がしばらくしないとわからないような服装の準備を書いていきます。

チームによっては、防寒着のアウターはチームロゴ入りのものを準備しているケースもありますので、この点も事前にチームでご確認されることをおすすめします。

目次

夏用の服装

厳しい暑さのなかでの運動は、子供たちにとても負担になります。それだけに、服の素材の機能などにこだわったあげたいものです。

ユニフォームや練習着はチームで用意していることが多いですか、これらは通年で着用します。季節によって変えなければならないのはユニフォームの下の着るアンダーシャツであり、個人で購入する必要があります。

以下、気をつけたいことをあげていきますので、店頭などで手触りなども確認しながら購入するのがおすすめです。

吸汗速乾性

暑さで多量の汗をかいたり雨のなかで濡れてしまっても対応できるように、素早く吸収して、すぐに乾く素材が良く、快適にプレイできる。

通気性

体温が上昇するので熱中症などを防ぐため、必ず通気性のよいものを選ぶことがたいせつ。

抗菌・防臭性

運動後に塩がつくほどの汗をかくため、臭いを防ぐためにも防臭と抗菌の機能が必要。洗濯後、臭いやシミが残ることがない。

ストレッチ性

動きやすさが大切。つっぱり感を感じると動きが制限されて着心地がわるい。

肌に優しい

素材が硬かったり、縫い目でこすれたり肌を傷つけないもの。着心地がよいもの。

UVカット機能

紫外線を長時間あびるため、日焼けなどを軽減できる機能がついた素材のもの。とくに紫外線は意外に疲れがでやすい。

軽量のもの

着ているだけで重たいものは疲れやすくなる。ふわっとした軽量なものが子供にとって動きやすい。

夏の素材としては、各社良いものが出でいます。

  • COOLMAX「クールマックス」
  • Dri-FIT「ドライフィット」……ナイキなど
  • HeatGear「ヒートギア」………アンダーアーマーなど

冬用の服装

一口に寒さ対策と言っても地域によって冬の寒さの度合いが異なります。温暖な地域では防寒グッズは少なくて済みますが、雪の地域では冬季にグラウンドは使えませんが、体育館などでのトレーニングで使うときと春の寒さ厳しいときに応じて、おおいに対策してあげてください。

イノアサ

先輩方のアドバイスがとてもよいです、肌寒くなってきたら準備はじめてください。

保温性

とにかく体温を逃がさないようにします。保温性の高い素材を探しましょう。各メーカーからはとても工夫されたものがたくさんでている。

吸汗速乾性

冬でも汗はかくので素早く吸収し、乾く素材がよい。雨の日も試合は続行されるので速乾性は大切。水分で体が冷えないように防ぐ必要がある。

通気性

保温性との兼ね合いがむずかしいが、冬用としてメーカーもよいものを出している。通気性が悪いと蒸れるため、結果的に体の冷えを呼びます。適度な通気性がよい。

抗菌・防臭性

夏ほどは気にしなくても良いが、冬も汗をかき雨にも降られるので、臭いの元が復活しないような素材がおすすめ。

ストレッチ性

夏のものよりストレッチ性が劣るものもあるが、動きやすいものがたくさんある。ケガにつながらないように動きやすいものを選ぶ。

肌に優しい

チクチクしないもの、縫製部分が痛くならないものが良い。

軽量のもの

子供はとくに軽いほうがよい。冬用は夏のものより生地が厚くなる傾向だが、現在は昔よりよいものが多い。

冬アンダーシャツによく使われる素材に以下のものがあります。

  • ColdGear「コールドギア」……アンダーアーマー
  • 「ブレスサーモ」……ミズノ
  • Dri-FIT「ドライフィット」……ナイキ 速乾性に優れているため冬でもこの素材を使うこともある。

寒い冬には、子供たちの防寒のためにいろいろとグッズを準備します。以下にあげておきます。

グラウンドコート

サッカーのように長いものではなく、腰までの長さを多用しています。内側がフリース素材だったりして、試合に出ていないときに着用します。チームで用意していることも多いですが、そうでなければ普段づかいのジャンパーでも代用してOKです。そこはチームにお尋ねください。

ウィンドジャケット

通称「シャカシャカ」といいます。防風効果が期待され、春や秋冬の風が冷たいときや冬の練習時に着用します。利用頻度が高いけれど何年も着ることができるほど丈夫です。雨天のときもサッと着たりします。
これもチームで用意しているケースがあります。

ネックウォーマー

首元が温かいと体全体の保温効果が非常に高くなり、冬の必需品となっています。ぜひ子供の好きなものをえらんであげてください。

手袋・耳あて

雪の地域にはとくに耳あてを使用します。寒い朝のほか集合や帰宅時に必要なことがあります。普段のお使いのもので大丈夫です。手が凍えるとケガにつながりますので、保温のために準備してあげてください。

イノアサ

強豪校の場合はチームで揃えていることもあるのでご確認ください。

形とフィット性

野球未経験者ではわからないことですが、アンダーシャツといってもスポーツの種類によって、さまざまな形があります。ここでは野球のアンダーシャツを選ぶときにどの形があるのかをあげています。ぜひ参考にしてください。

  • 丸首ハイネック
  • 半袖長袖
  • ふつうのフィットな着心地か(ピチピチとした)少し圧迫する感じのフィットな着心地

チームの色などもあり、事前に確認したほうがよい情報を得ることができます。人気のメーカーが聞けたり、メリットデメリットなど知ることができます。

着心地は

イノアサ

子供がすきなものを選んであげてください。やる気アップです!

保護者

Vネックではないのね

筆者は、Vネックが好きなのでそのタイプを店舗でさがしていましたが、気づいてよかった、それはない!ということです。もう全員が丸首のアンダーシャツでした。

またハイネックタイプのものは、夏でも首元の日焼けによる暑さを防ぐために好む子供もいますが、一方で体温を逃がすために丸首タイプがよいという子供もいます。冬は保温効果のためハイネックタイプの子供が多くなります。好みを優先しましょう。

また子供の筋肉にとって良いかもと思って、キツキツでぴちっとしたアンダーシャツを選んで着てもらったら

こども

きゅうくつでイヤだ、着替えにくい

このようによかれと思ってキツメのものを買いましたが、結局これを好むお友達に譲ることになった筆者の失敗経験があります。

意外と着心地は大切ですね。急いで着替えるときにサッと着られるものを好む子供もいます。

子供と一緒に買いに行けるのなら、本人のすきなシャツを購入すればテンションアップ!親も嬉しいひと時です。

まとめ

子供が快適に運動するためには、たくさん情報を事前に集めておくことが理想です。

アンダーシャツを選ぶには、考える視点が二つあり、機能性形状にわかれます。

機能性は、

  • 吸汗速乾性
  • 通気性
  • 抗菌・防臭性
  • ストレッチ性
  • 肌に優しい
  • UVカット機能
  • 軽量
  • 保温性

形状では

  • 丸首ハイネックのもの
  • 半袖長袖

ただ、親にとって「子供にコレが良いかも!」と思って選んでも、子供からすれば

「着てみると動きにくい…」
「きゅうくつで着るときにたいへん…」
「なんかムシムシする…」

いろんな言葉で親に訴えてくれます。この言葉を聞き逃さずに快適なウェアを探してあげてください。

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