軟式少年野球の監督・コーチはやらないとダメ?資格は必要になるの?

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試合中にコーチが少年の靴紐を結んでいる

お父さんたちのなかには、コーチができないのにやらないと気まずいなと不安な方もいると思います。

そこは安心してください。子供を入団させてもコーチの義務はありません資格も必要ありません

「なんとなくコーチになった」「やってみませんかと言われた」また「単身赴任なので現実的に無理」「うちはシングルマザーで」さまざまなご家庭の意見を聞いてきました。

意欲いっぱいの方や不安そうな様子の方もさまざまです。すべてのご家庭がコーチをしていることは聞いたことがありません。

イノアサ

できないことはハッキリとお断りしてくださいね!

なんとなく親が気まずい気持ちを持ったままでは子供たちがかわいそうですね。少ししか時間がないお父さんも笑顔でグラウンドにいてほしいと子供は感じています。まったくコーチできなくても、チーム内でも楽しく過ごせる方法があります。

この記事では協力できない親たちのを解決してきたチームの工夫がたくさんありますので、ぜひ参考にしてみてください。

目次

お父さんはコーチをする義務がある?

絶対にコーチをやらなれければと気負うことはありません。必ずご家庭の事情を優先させてください。グラウンドに行くことができたときに、コレをやろう!ということだけでよいのです。肩を張らずに子供たちに関わってもらえたらほんとうに素晴らしいことです。例えば…

  • 配車だけできる!
  • 日曜日の2時間だけ、コーチのお手伝い
  • 子供を迎えに来る時間の少し前にきて、グラウンドの整備
  • 肩をケガしているのでコーチできないが、スコアならつけられる!
  • 練習試合の審判だけする
  • 試合の日のテントをはる
  • 球拾いだけする
  • 終了の片付けだけ

この他にもたくさんあります。このようにたくさんの保護者が手をさしのべてくれて、チームはとても活気づきます。また卒団生のお父さんや中学生になった子供たちも、土日に「コーチお手伝い」として短時間だけでも参加してくれます。

「コーチ」といっても野球経験者が中心になっていますし、チームにはすでに決められた練習があります。未経験者のほうが「コーチのお手伝い」の感じで気楽に始められるメリットがあります。

イノアサ

「コーチのお手伝い」では外野へ転がっている球拾いでもいいんですよ!

「少しやってみませんか」「土曜日だけでも」という感じで、コーチの魅力にはまるお父さんもたくさんいました。わが子が高学年になると、不思議としっかり「コーチ」化しています。

お父さんがチームに関わることが少しであっても子供にとっても嬉しいことです。

  • お父さんが単身赴任
  • シングルマザーといったご家庭の方
  • 小さな子がご家庭にいる    など 

いろいろな方が入団されていますので、ぜひチームの方に相談してみてはいかがでしょうか。

野球経験ある母コーチもいましたが、野球未経験な私でもスポーツ少年団育成の資格を取ったあとにやっと「球拾い」をしてみようと始めたくらいですから、皆さまも気楽に考えてみてくださいね。グラウンドに立つと本当に楽しかったです!

監督もお父さんがする?

  • 高学年をもつお父さんコーチから
  • 野球経験者であるお父さん
  • 卒業生の野球経験あるお父さん

地域によって決まりはありません。野球が好きで、監督としてやりたい方がボランティアでがんばってくれています。

野球経験者のかたは監督の立候補が多いです。お任せするこちらとしても助かります。無償でやっていただくケースが多いですか、たまに少しのお手当があるチームもあります。

それ以外の監督の選出方法は役員会で話し合いの末に決定したりします。

コーチをするメリットとデメリット

  • 親子の絆     子供の活動を見ることができ、話題が共通なために絆は深まります
  • 効果的な指導   子供の長所がよくわかっているため、練習がないときも個別に指導できます
  • 審判員      子供たちはお父さんの審判員の活動を尊敬の目で見ており、やりがいがあります
  • 父親たちの交流  子供たちを通じて、いろいろな情報を得ることができます
  • 親子関係のバランス 練習時のコーチとして公平に接する必要があります
  • コーチ方針の相違  コーチ同士で、指導方針が異なるとき、統一しなければいけません
  • 休日の返上     土日仕事休みの日はゆっくり過ごすことはできないです

「コーチ」や「コーチお手伝い」→まとめてコーチと呼ばれることが多い
  練習試合では、コーチが審判になります。ときどき試合観戦のお父さんたちが審判になることも。

お父さんが審判に入ると子供はたいそう喜ぶものです。チームによってはルールの講習会を開くこともあります。

子供の学年があがってくるお父さんの心境としては、少しでもコーチのお手伝いをしたいという気持ちになる方が徐々に増えはじめます。そういう心境になってから「コーチお手伝い」を始められたほうが、いろいろと練習風景もよくわかってきているために効率よく入り込むコツです。

まとめ

未経験者にとって「コーチ」というと緊張する感がありましたが、はじめから「指導者」としてやらなくていいことは、おわかりいただけたと思います。

  • 「コーチ」の義務なし、できることだけ関わるという姿勢であることが歓迎される
  • 皆さん仕事があるので、できないことはしっかり断る
  • 監督は野球経験者の方が多い、卒団生の高齢の方も監督というケースあり、高学年の保護者
  • コーチになる前にメリットデメリットを把握しておく
  • 子供が高学年になるにつれ、お父さんがコーチとして加わりたくなることもあるので無理をしない

なお、スポーツ少年団育成者が数名いることが条件の地域があります。お住まいの地域でチームで必要か否かを確認してください。地域で必要であればすでに資格者がいるので、ほとんどの方は不要です。

コーチといっても子供たちのお手伝いをする感覚で、肩の力が抜けて、関わりやすくなったのではないでしょうか。「コーチお手伝い」でよいのです。子供たちが本当に可愛らしくて、だんだん仲良くなっていきますよ。

ぜひ子供たちと有意義に過ごしてください。

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